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をモットーに日々を考え事で過ごすマダヲ。
好きなものはもふもふした生き物。つるつるも好きですが虫はアカン。
こんばんは。
日付変わっちゃいましたが今週のじゃんぷをようやっと読めました。
とりま一言言っていいか。
なぜ終わったし逢魔ヶ刻・・・!!!!!
っごく好きなのに。てゆーかこれからじゃん、なんだよー!!うわーん!!!最近本当にじゃんぷの新連載終わるの早すぎるー!もうちょっと粘ってもいいじゃないか。
このままじゃほけがみも危ない。
あああショックだ……
さて気を取り直して。
今週号は久しぶりの、本当に久しぶりのイルカタイムでしたキッシーあんがとう。
私知ってるから。このあとナルトが戦場に駆けつけてカカシ先生に気付かれて「あちゃーなんでお前いるの」「オレが終わらせるんだ」「あのなあ、ナルト…」「イルカ先生にも、背中押してもらったんだ!」「!」「いまさら隠れるも何もねーだろ?カカシ先生」「…ったく、あの人は」「カカシ先生に似てきたってば!」「あのなあ!…ったく、仕方ない。行くぞ!」「おう!」みたいな展開あるんですよね私知ってるんだからああああ予知夢で←
とゆーわけで勢いでしかないSS。追記です。
まごうかたなくカカイル?なので、カカイル?はあ?ありえねえきもい。って方はスルーでよろしく。
言葉は光のように。
机に向かいながらふっと小さく息を零した。
この書き付けた内容はひょっとしなくても重大な罪となる。
五代目が、里が、世界が、―――何よりあの人が守ろうとしたあの子の背中を押すようなことをしてしまう。
任務が与えられたのは大戦の開戦直前。五代目綱手様に呼ばれ、一時的に首脳会談から抜け出し火影の執務室に戻っていた女傑は、このために残していたといわんばかりの錚々たる面々に加え、なぜか俺までも呼びつけた。
「万一の場合として、ナルトの足止めをしてもらいたい」
これは、ナルトを守るだけではない。ひいては世界を救うのだと強い光を持った瞳で部下たちに命令を下す。集められた忍達の一番後ろに立っていた俺にも伝わってくるそれは、僅かでも迷いを見せることを許されない、上に立つものの気迫であった。
その気持ちに感化され、部下の士気は上がる。頂点に立つものとはそうでなければならない。
そんなまるで人事の様に見遣っていたのに気付かれたのか、五代目の視線がびしりとこちらに向いた。
(やべ)
心ここにあらずなのがばれてしまったのだろうか。
でも仕方がないと思う。回りは上のつく忍ばかりだし、幾人かの中忍にしても特殊能力や特技などを持った、戦場で重宝されている戦忍たちだ。
こんな中に前線から離れて久しいアカデミー中忍を混ぜてきた意図など、俺には量りようも無い。
(まあでも、たぶん)
ナルトとの接触が、他者より濃いと見られての選抜なのだろうともわかってはいた。
弟のような、家族のようなその存在。
手を貸さなくてもひとりでに成長していったあの金色の子どもは、いつの間にか生きた英雄となった。それを誇らしく、そして僅かな寂寥を抱えて見守ってきた。
「うみのイルカ」
「はい」
ひたと見つめてくる五代目の瞳が、少し揺れた気がした。それは俺の願望だったのかもしれないし、本当のところはわからない。そんな、瞬きよりも小さな動きだった。
「お前の言うことなら、きっとナルトも耳を貸す」
「……だといいのですが」
「そんな弱気じゃ困るんだよ!何があっても止めろ」
神妙に頷く俺は、わざとらしくないだろうか。
何故なら既にこのときには心を決めていたから。
――ナルトが俺を振り切ったなら、その時は。
ことん、と筆を置く。
やれやれ。あいつこれに気付くかなあ。まあ気付かなくても仕方が無いんだろうが、とにかくこの最後の言葉だけは実行して欲しい。
(生きて、帰れ)
忍の身には過ぎたる願いなのかもしれない。
ただそれでも願わずにはいられない。一人の人間である以上は。
(まーたあの人に怒られっかな。アンタは甘すぎます!なんて)
銀色の髪をぐしゃぐしゃと混ぜながら、まったくといいながら、きっと苦笑をして俺もそう思いますけどね、とか言うんだろう。その場面が容易に想像できてしまうのだから始末が悪い。くくくと思い出し笑いに肩を震わせれば、ぽたりと静かな音が響いた。
ほろほろと落ちる雫はどこからきたのだろう。
(生きて、生きて帰れ。必ず。ナルト。……そして、あなたも)
これから世界は二度と起こしてはならなかった、しかし必然という無情が生み出してしまった未曾有の戦火に燃やされる。
たった一人が何を出来るわけでもない。
この言葉が彼らの命を永らえさせるわけでもない。
ただ、願わくば。
(届きますように)
もう何も見ないで浮かんだ場面どかーっと書いたのでにっちもさっちもありませんが、とりあえず叫びたかった。
イルカ先生、すきだあー!!!!